【今週の労務書】『大競争時代を生き抜くための介護事業所の労務管理』

2015.09.14 【書評】

部下を褒めて成長へ

Amazonにリンクします

 介護事業所の労務管理をアドバイスしている社会保険労務士の団体が執筆した本書は、介護業界の新規参入事業者にとって必読の一冊といえる。

 筆者は、介護に携わる労働者の特徴は穏やかな性格が多く、人が人を「評価」する行為にアレルギーを持つ場合があるとみている。評価制度を有していたとしても、運用がなかなかうまくいかないケースが少なくないとした。

 評価シートを使って評価する際は、面接時に良かった項目を積極的に褒め、「認められた」と感じるようにすべきと提唱した。評価の目標は、賃金の決定ではなく、各場面で達成しなければならない仕事を明確にして、労働者を成長に導くことに置かなければならないとしている。

(介護経営研究会(C‐SR)著、日本法令刊、TEL:03-6858-6967、2500円+税)

掲載 : 労働新聞 平成27年9月14日第3032号16面

あわせて読みたい

ページトップ