2019年2月配信の労働関連コラム

2019.02.28 【送検記事】
安全装置無効化のまま使わせる 派遣労働者が被災 松江労基署・製造業を送検

 島根・松江労働基準監督署は、製造作業中の安全対策を怠ったとして、製造業者と同社錦浜工場班長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で松江地検に書類送検した。平成30年9月、同社で働いていた派遣労働者が長期間休業する労働災害が発生している。  被災した労働者は、鋳型用の中子を作るために砂を加圧する「鋳型中子造型機」を使……[続きを読む]

2019.02.28 【主張】
【主張】経済規模の拡大を前提に

 厚生労働省がまとめた雇用政策研究会(樋口美雄座長)の報告によると、今後は就業面から「ウェル・ビーイング」の向上を図り、労働者一人ひとりが、自ら望む生き方に沿った豊かで健康的な職業人生を安心して送れる社会を築いていくことが重要と訴えている。しかし、ウェル・ビーイングを達成するには、基盤となる経済成長が不可欠である。経済成長への道筋が描けな……[続きを読む]

2019.02.27 【送検記事】
バックホーから投げ出された労働者が死亡 建設業者を送検 鹿児島労基署

 鹿児島労働基準監督署は、車両系建設機械の一種であるバックホーを傾斜地で使用させる際に誘導者を配置しなかったとして、土木建設業者と同社取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で鹿児島地検に書類送検した。平成30年10月、労働者が運転していたバックホーが転倒し、運転席から投げ出された労働者が脾臓損傷により死亡してい……[続きを読む]

2019.02.27 【送検記事】
岐阜の縫製業が技能実習生に賃金不払い 4人に185万円支払わず倒産 大垣労基署

 岐阜・大垣労働基準監督署は4人の中国人技能実習生に185万円の賃金を支払わなかったとして、縫製業者と同社の代表取締役を最低賃金法第4条(最低賃金の効力)違反の疑いで岐阜地検大垣支部に書類送検した。  同社は婦人服の縫製業を営んでおり、中国人技能実習生を4人受け入れていた。取締役は平成30年2月21日~3月20日までと、4月21日~6月2……[続きを読む]

2019.02.26 【送検記事】
落下した鋼材の束が労働者に直撃、死亡 立入禁止措置未実施で書類送検 鹿嶋労基署

 茨城・鹿嶋労働基準監督署は、クレーン作業を行っている現場における安全対策を怠ったとして、港湾運送業者と同社デッキマンを労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で水戸地検土浦支部に書類送検した。平成30年7月、同社労働者が死亡する労働災害が発生していた。  労災は、鹿島港公共埠頭で起きている。同社は、船舶に積まれていた鋼……[続きを読む]

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