2018年10月配信の労働関連コラム

2018.10.31 【監督指導動向】
新潟大学で寄附講座 労働法の基礎知識を伝達 新潟労働局

 新潟労働局は、10月から新潟大学で、寄附講義「キャリア形成と法制度」を開講した=写真。学生に対し、労働法制の基礎知識を周知することが目的。昨年に引き続き、今年で2回目となる。  同講義は、全15回。同労働局の部長や課長が講師を務める。講義内容は、労働時間や最低賃金といった基礎的な内容から、労災保険や雇用保険制度、女性活躍推進など多岐にわ……[続きを読む]

2018.10.31 【送検記事】
はしごからの墜落で脊髄損傷の重症 電気設備工事業者を送検 日光労基署

 栃木・日光労働基準監督署は、はしごから墜落した23歳の男性労働者がせき髄損傷の重症を負った労働災害で、電気設備工事業者と同社の現場代理人を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで宇都宮地検に書類送検した。  同社は電気設備工事や制御盤・配電盤の製造などを営んでいる。労働災害は平成30年7月17日、同社が機械の配線を請……[続きを読む]

2018.10.30 【監督指導動向】
1割強の事業者で違反発覚 兵庫労働局・30年最低賃金重点監督結果

 兵庫労働局は平成30年1~3月に、最低賃金の履行確保を目的として488事業場に対して実施した重点監督結果を取りまとめた。13.9%に当たる68事業場で最低賃金法の違反が発覚し、是正指導を行っている。  業種別に違反率をみると、保健衛生業が54.5%とめだって高い。以下、その他21.4%、製造業15.4%、接客娯楽業11.8%、商業10.……[続きを読む]

2018.10.30 【送検記事】
港湾荷役作業で死亡労災 作業計画など定めず送検 北九州東労基署門司支署

 福岡・北九州東労働基準監督署門司支署は、労働者に荷役作業を行わせる際の安全対策を怠ったとして、港湾運送業者と同社取締役総務部長兼安全管理室長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福岡地検小倉支部に書類送検した。平成30年6月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。  被災した労働者は車両系荷役運搬機械の一種……[続きを読む]

2018.10.29 【送検記事】
工事現場で死亡労災 解体用つかみ機を運転していた代表取締役と会社を送検 江迎労基署

 長崎・江迎労働基準監督署は、解体工事における安全対策を怠ったとして、建設業者と同社代表取締役を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で長崎地検平戸支部に書類送検した。平成29年9月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。  同代表取締役は、松浦市内の木造住宅解体工事現場において、解体用つかみ機を運転して廃材の仕……[続きを読む]

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