2017年11月配信の労働関連コラム

2017.11.30 【送検記事】
「報告義務知らなかった」 労災かくしで造園業代表を送検 富山労基署

 富山労働基準監督署は、労働者死傷病報告書を遅滞なく提出しなかったとして、造園業者の代表者を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の容疑で富山地検に書類送検した。平成29年5月、同社労働者が腰椎を骨折して85日間休業する労働災害が発生している。  被災者は、立木にワイヤーロープを掛ける作業を行っていた際に、脚立から墜落して負傷した。その後……[続きを読む]

2017.11.29 【送検記事】
感電防止措置取らず 電気設備工事業者を書類送検 武生労基署

 福井・武生労働基準監督署は、労働者に電柱移設作業を行わせる際に感電防止措置を講じなかったとして、電気設備工事業者(富山県富山市)と同社現場責任者を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で書類送検した。平成29年3月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。  同社は、福井県越前市内において労働者に電柱移設を行わせ……[続きを読む]

2017.11.28 【監督指導動向】
違法な長時間労働 接客娯楽業の8割で違反が発覚 大阪労働局・28年度監督結果

 大阪労働局は、長時間労働が疑われる1788事業場に対して平成28年度に実施した監督指導結果を公表した。1164事業場で、違法な長時間労働があったなどの労働基準関係法令違反が発覚している(違反率=65.1%) 違法残業の実態があったのは752事業場、過重労働による健康障害防止措置が未実施だったのが229事業場、賃金を支払っていないいわゆる……[続きを読む]

2017.11.27 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】安全の先取りで墜落防止

 墜落・転落による死亡災害は、全産業で毎年のようにワーストワンとなっている。休業4日以上でも、転倒に次いで2位を占める。平成29年10月速報値の統計資料を見ても、「業種、事故の型別死亡災害発生状況」では全産業で175人と交通事故(道路)の119人を大きく引き離す。…[続きを読む]

2017.11.27 【送検記事】
交通事故から違法残業が発覚 36協定超えで送検 八幡浜労基署

 愛媛・八幡浜労働基準監督署は、時間外・休日労働に関する労使協定(36協定)で結んだ限度時間を超過してドライバーに違法残業をさせたとして、運送業者(愛媛県大洲市)と同社代表取締役社長を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで書類送検した。平成28年10月に香川県内で発生した交通事故から違反が発覚した。  同社は限度時間を「1日8時間、2……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。