【今週の労務書】『月曜日の朝が待ち遠しくてワクワクする職場の話』

2017.11.18 【書評】

離職率下げるヒント満載

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 「人が辞めない会社」になることが中小企業等でとくに重要視されつつあるが、本書では19の成功例を挙げている。いわゆる「3K職場」で離職率ゼロを達成した企業もあり、ユニークなエピソードも多く、楽しく読める。

 著者は、結局のところ人間関係が鍵で、経営者以下社員全員が「大家族」のような会社は離職率の低下に成功していると分析する。もっともこれは経営者の資質が問われるところで、単に真似をしただけでは「干渉」にしかならないこともある。

 ただ、各事例の末尾に「振り返り」として、あらゆる企業に当てはめられる課題を抽出し、読者に問いかける項目が付いている。事例をみながら、翻って自社の現状がどうであるかを考える、良い契機を提供してくれている。

(角田識之著、あさ出版刊、TEL=03-3983-3225、1400円+税)

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掲載 : 労働新聞 平成29年11月20日第3137号16面

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