「報告義務知らなかった」 労災かくしで造園業代表を送検 富山労基署

2017.11.30 【送検記事】
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 富山労働基準監督署は、労働者死傷病報告書を遅滞なく提出しなかったとして、造園業者の代表者を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の容疑で富山地検に書類送検した。平成29年5月、同社労働者が腰椎を骨折して85日間休業する労働災害が発生している。

 被災者は、立木にワイヤーロープを掛ける作業を行っていた際に、脚立から墜落して負傷した。その後、同労基署へ労災に関して相談を行ったことが捜査の端緒となっている。

 同個人事業主は「報告義務を知らなかった」などと話しているという。

【平成29年11月1日送検】

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