2014年3月配信の労働関連コラム

2014.03.24 【書評】
【今週の労務書】『最低賃金改革 日本の働き方をいかに変えるか』

特定層の雇用減影響も 経済再生を狙うアベノミクスは今、政権の要請に応じた主に大手企業が「ベア」へ動いて一見順調なようにみえる。しかし、GDPの6割ほどを占める「個人消費」のかさ上げに不可欠な中小・非正規への波及は依然成し得ていない。 「底上げ」をいかに実現するかが鍵になるが、近年、貧困対策と絡まるかたちで「最低賃金」に注目が集まっており、……[続きを読む]

2014.03.24 【社説】
【主張】改正、即労契法見直し論議とは

 厚生労働省は、早々と開催中の国会に「専門的知識等を有する有期雇用労働者等に関する特別措置法案」を上程した(本紙1面参照)。周知のように、無期転換申込権を主な内容とする改正労働契約法は、昨年4月1日に施行されたばかりである。1年にも満たない時期に改正案が検討され、今通常国会での成立をめざす法案作成を急ぐとは、まことに奇妙な事態とはいえまい……[続きを読む]

2014.03.24 【社労士プラザ】
地域経済活性化をお手伝い/クロスフィールズ人財研究所 三浦 修

 中小企業経営者が私たち社会保険労務士へ期待することは、時代とともに変わる。以前は、「社会保険や労働保険の手続きの仕方が分からない。煩わしいから代わりにやってほしい」「給与計算が面倒なので代行してほしい」「助成金の手続きを代行してほしい」などの要望が多かった。 しかし、昨今の要望は、これらに加え、「メンタルヘルス対策を考えてほしい」「経営……[続きを読む]

2014.03.17 【書評】
【今週の労務書】『女性活躍推進』

組織風土改革の参考に 本書は、ダイバーシティコンサルタントの筆者が、女性活躍推進に取り組む先進12企業の経営トップや推進担当者のインタビューをもとに試行錯誤と変革の歩みをまとめたもの。様ざまな事例が網羅されており、すべての人事担当者にとって参考になる。 「会社を良くするための投資」とトップが強いリーダーシップを発揮したカルビー、4人の女性……[続きを読む]

2014.03.17 【社説】
【主張】限定正社員が成長戦略になるか

 厚生労働省は「多様な形態による正社員」の普及拡大に向け、論点を明らかにしたが、その中で賃金は正社員の8~9割に絞り込んでいる(本紙2月17日付1面参照)。平成24年の研究会報告では、多様な正社員とはいわゆる正社員と同様に「無期労働契約」でありながら、職種、勤務地、労働時間等が限定的な者を指す[続きを読む]

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