地域経済活性化をお手伝い/クロスフィールズ人財研究所 三浦 修

2014.03.24 【社労士プラザ】

クロスフィールズ人財研究所
三浦 修 氏

 中小企業経営者が私たち社会保険労務士へ期待することは、時代とともに変わる。以前は、「社会保険や労働保険の手続きの仕方が分からない。煩わしいから代わりにやってほしい」「給与計算が面倒なので代行してほしい」「助成金の手続きを代行してほしい」などの要望が多かった。

 しかし、昨今の要望は、これらに加え、「メンタルヘルス対策を考えてほしい」「経営に役立つ情報がほしい」「組織の活性化はどうすればいいのか教えてほしい」「ハラスメントの対策はどうすればいいか」「管理職への指導や教育を一緒に行ってほしい」などで、以前よりも難易度が高くなってきていると感じている。

 このように様ざまな期待や要望があるなか、社労士の最大の使命は、中小企業経営者の”問題解決”であると考える。中小企業経営者の問題を理解し、それを解決する。また、マネジメントを行い、従業員のモチベーションを上げ、クライアントの業績を上げることで企業のお役に立てる。そして企業価値を上げられれば経済の活性化につながる。

 では、中小企業経営者が抱える問題とは何か。それは”ヒト”と”カネ”に集約される。この2つの問題について私たちは解決することが求められている。そして問題解決を行うことで地域経済の活性化のお手伝いもできると思う。

 中小企業経営者の問題解決から地域経済の活性化への流れは以下のとおり。①使用者と労働者へ正しいコンプライアンスの教育指導を行い、②使用者と労働者の役割を理解する。そして、③労働者は安心して働くことができる。まずは、このような構図を作ることが第一である。次に④使用者・監督者へのさらなるコンプライアンスの教育指導を行い、部下への理解を深める。⑤部下のモチベーション向上施策を経営者・管理者と一緒に考え実行する。⑥全体のモチベーションが上がり、業績を上げることができる。これらの仮説を立てて実証する努力を行い、企業の人材マネジメントを一緒に行っていくことで使命が達成される。

 昨今では”ヒト”の問題解決である、労務管理と人事管理の注目度は上がる一方であり、私たち社労士の役割はますます大きくなると感じている。

クロスフィールズ人財研究所 三浦 修【熊本】

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http://www.cf-labo.jp/

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掲載 : 労働新聞 平成26年3月24日第2962号10面

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