2018年5月配信の労働関連コラム

2018.05.31 【送検記事】
経営不振理由に賃金未払い A型事業場経営者を書類送検 一宮労基署

 愛知・一宮労働基準監督署は、所定支払日に賃金を支払わなかったとして、就労継続支援A型事業場を経営する業者(愛知県稲沢市)と同社代表取締役を最低賃金法第4条(最低賃金の効力)違反の疑いで一宮区検に書類送検した。  同社は、平成29年2月の賃金を全く支払っていなかった。未払いの総額は、合計85万3435円に及ぶ。賃金が支払われなかった労働者……[続きを読む]

2018.05.31 【主張】
【主張】合同労組が”戦術転換”へ

 東京都労働委員会の平成29年不当労働行為審査取扱い状況によると、合同労組関連事件の増加に伴って、「支配介入」救済申立てが大きく拡大しているという(本紙5月21日付2面既報)。 紛争内容は、会社側からの反組合的言動、人事権の不当行使、団体交渉への不当な対応の仕方、不利益扱いによる組合弱体化政策などが主なところである。救済申立ての主役が企業……[続きを読む]

2018.05.30 【送検記事】
プレス機の安全対策講じず 個人事業主を2度目の送検 大阪南労基署

 大阪南労働基準監督署は、プレス機の安全対策を怠ったとして、金属製品製造業を営む個人事業主を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で大阪地検に書類送検した。平成29年7月、金属加工の絞り作業に従事していた同社労働者が、金型に指を挟まれ不全断裂する労働災害が発生している。  同個人事業主はプレス機に安全囲いを設けるなどの……[続きを読む]

2018.05.30 【送検記事】
36協定の限度を30時間超過 月105時間の違法残業で送検 津山労基署

 岡山・津山労働基準監督署は、時間外・休日労働に関する労使協定(36協定)で定めた限度時間を超過して労働者に違法な残業を行わせたとして、プラント設備の建設工事およびメンテナンス業を行う業者と同社柵原事業所の事業所長(当時)を労働基準法第32条(労働時間)違反の容疑で岡山地検に書類送検した。  同社は平成29年3月、労働者1人に対して36協……[続きを読む]

2018.05.29 【送検記事】
水槽に転落し1人死亡 転落防止措置講じず 建設事業者を送検 福井労基署

 福井労働基準監督署は、30代の男性労働者が水槽内部に転落し死亡した労働災害で、建設業者と同社の代表取締役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで、福井地検に書類送検した。  労働災害は福井県坂井市内の工事現場で起きた。現場では水を入れるための槽を含めた設備工事を行っていた。槽には縦1.5メートル、幅約60メートルの……[続きを読む]

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