労働者21人に違法な時間外 業務用厨房機器メーカーを送検 大野労基署

2018.05.28 【送検記事】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 福井・大野労働基準監督署は労働者21人に違法な時間外労働をさせたとして、製造業者と同社の工場長を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで福井地検に書類送検した。

 同社は業務用厨房機器の製造・販売などを営んでいる。1カ月90時間を限度とする特別条項付き36協定を締結していたが、平成29年2月21日から1カ月間、労働者21人に対し限度時間を超え労働をさせた。時間外労働は最長の者で124時間に上った。残業代は適正に支払われていたという。

 臨検監督で違反が認められた。送検前の行政指導の有無は「答えを差し控える」としている(同労基署)。違反の理由について、工場長は「発注に応えるために時間外が長くなってしまった」と話しているという。

【平成30年4月20日送検】

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。