2014年1月配信の労働関連コラム

2014.01.27 【書評】
【今週の労務書】『解雇改革 日本型雇用の未来を考える』

規制の具体化は労使に 労働法学者である著者は、「解雇規制がこのままでよいとは考えていない」とし、規制緩和を唱える経済学者からの問題提起も踏まえながら、あるべき姿を模索する。肯定・否定によらず極論ばかりがクローズアップされがちなテーマだが、本書はむしろあらゆる主張・論点を俎上に載せ、慎重な検討を積み重ねていく。 提示される改革の方向性は、現……[続きを読む]

2014.01.27 【主張】
【主張】お金持老人と継続雇用者の実態

 振込め詐欺の名称が、公募の上、卑劣極まりない犯罪なのに、「母さん助けて詐欺」というなんともしまらないものに変わってしまった。もっとも、犯罪行動の分析によると、振込型は4割で、現金受取型が5割に達しており、大方は受け入れているようだ。[続きを読む]

2014.01.27 【社労士プラザ】
労働法令教育の意義実感/たかおか社労士事務所 代表 長 美津子

 ご縁があって、社会人講話の講師を担当させていただいた。対象は厚生労働省の求職者支援訓練を受講中の方々で、年齢層も20歳代から50歳代までと幅広い。 さて、日頃、社会保険労務士として、お客さまや友人等から社会保険や年金、賃金等について質問をいただき、驚かされることがしばしばある。「60歳で退職すると、失業保険はもらえないのだってね」、「遺……[続きを読む]

2014.01.20 【書評】
【今週の労務書】『会社で活躍する人が辞めないしくみ』

ぶれない理念に共鳴 「できる社員から辞めていく……」そんな現状を改善したい企業に向けて書かれた本書は、優秀な部下が定着する8つのマネジメントの極意を解説している。著者は、多くの企業でコミュニケーションや社員教育などの改革を手掛けてきた人事コンサルタント。 会社が「ぶれない」理念やビジョンを持ち、社員一人ひとりにそれを周知・理解させているこ……[続きを読む]

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