【今週の労務書】『労働・社会保障実務講義:社会保険労務士の仕事と役割』

2015.06.22 【書評】
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 社会保険労務士の制度そのものや日常の実務・実践を知ることをとおして、労働法や社会保障制度がいかに社会とつながっているかを学べるのが本書。早大OBの社労士グループ・稲門会が母校を支援する講座用のテキストとしての作りだが、人事労務の基礎を改めて学び直したいと考えている経営者はもとより、自らの雇用に関する諸制度を勉強したいムキにも有用な一冊として推薦できる。

 法律条文の逐条解説のような小難しい形態はとらず、採用から退職までの企業の経営実務に社労士がどのように関わっているかという観点で編集されている。挿入した話題もすべて今日的課題に沿ったものが使用され、リアルな学び応えを体感できる仕上がりとなっている。

(社会保険労務士稲門会編、早稲田大学出版部刊、TEL:03-3203-1551、2800円+税)

平成27年6月22日第3022号16面 掲載

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