【今週の労務書】『企業労働法実務入門――はじめての人事労務担当者からエキスパートへ』

2014.07.07 【書評】

徹底した基本の理解に

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 徹底して実務に役立ち、徹底して分かりやすくのコンセプトの下、若葉マーク付き人事初任者向けに編まれたのが本書。採用から退職までの各ステージに労働法がどうかかわっているのか、それこそ読者が徹底して基本を理解できるよう、無味乾燥なハウツー仕立てを避けた工夫が随所にちりばめられている。

 とりわけ、スポット的な「コラム」と「一歩前へ」が堅苦しくなりがちな法律解説書のハードルを下げる役割を果たしており、実務的に重要なことを突っ込んで解説する後者に対し、卑近な話題に基づくコラムではあるべき労働法政策にも言及する。

 人事制度の概括を教える章も立てられていて、研修テキストなどとして使いやすい。

(企業人事労務研究会著、日本リーダーズ協会刊、TEL:03-3260-6371、本体2700円+税)

掲載 : 労働新聞 平成26年7月7日第2975号16面

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