『社会保障』の労働関連コラム

2021.07.17 【書評】
【今週の労務書】『手続きすればお金がもらえる 図解 社会保障オールガイド2021―2022』

受給対象や金額を明記  本書は、労災保険や雇用保険、健康保険、公的年金、介護保険など、令和3年4月1日現在の社会保障制度の基本的な内容を紹介するもの。  出産・育児期の給付や支援制度をまとめた「子育て編」や、業務上・外の傷病への給付を網羅した「病気・ケガ編」、高齢期の社会保障制度を紹介する「老後・介護編」など、ライフステージや置かれた状況……[続きを読む]

2021.04.03 【書評】
【今週の労務書】『民主主義のための社会保障』

労働政策との関連も解説  厚生労働省の年金局長などを務めた著者が、公的年金、医療・介護、家族支援(少子化対策)について、制度の抱える問題点や、それを克服するための各種施策の趣旨などを解説したのが本書である。  たとえば、年金の被保険者数や平均寿命の伸びなどで年金額を調整するマクロ経済スライドの発動は、年金の持続可能性のためには不可避とした……[続きを読む]

2018.03.25 【社労士プラザ】
社会保障の正しい利用を/すずきた社会保険労務士 行政書士事務所 代表 鈴木 孝之

 会社に就職したら原則として厚生年金や健康保険に加入することは、多くの人が知っていることである。しかし、それら社会保険は、実は複雑でとても分かりづらい。  たとえば、健康保険組合は、いわゆる協会けんぽに比べ保険給付や保険料負担において有利であったり、また、国保組合に加入している自営業者などが会社勤めをするときに、会社として健康保険に加入す……[続きを読む]

2018.02.19 【主張】
【主張】消費税増税には頼れない

 アメリカなどの研究機関によると、日本では2007年に生まれた子供の約半数が107歳より長く生きると推計している。少子化への対応が大幅に遅れてしまった過去の経験を反省材料とし、今から超長寿社会への準備をしておかなければならない。 このほど政府が閣議決定した「新しい経済政策パッケージ」は、教育の無償化、人づくり革命の実施、介護人材の確保、安……[続きを読む]

2015.06.22 【書評】
【今週の労務書】『労働・社会保障実務講義:社会保険労務士の仕事と役割』

経営・雇用がよく分かる 社会保険労務士の制度そのものや日常の実務・実践を知ることをとおして、労働法や社会保障制度がいかに社会とつながっているかを学べるのが本書。早大OBの社労士グループ・稲門会が母校を支援する講座用のテキストとしての作りだが、人事労務の基礎を改めて学び直したいと考えている経営者はもとより、自らの雇用に関する諸制度を勉強した……[続きを読む]

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