【今週の労務書】『働く人へのキャリア支援――働く人の悩みに応える27のヒント』

2015.03.23 【書評】

企業内の相談窓口にも

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 終身型の雇用慣行が崩れ、個々の労働者が自らキャリア開発・形成を考えていく必要性が叫ばれている中、それを支援するキャリア・カウンセラー等の存在が重要視されつつある。

 多くの職業人が抱きがちな、仕事や今後の進路に対する不満や不安にどう対処するのがよいかをカウンセラーが助言しているのが本書の主な内容だが、27項目のQ&Aに先立ち、そもそもキャリア・カウンセラーの仕事とは何かということを解説する。心理学・社会学等のバックグラウンドを持ち、単に話を聴くだけでなく相談者の状況に応じて幅広く対応できる高いスキルが必要なことが分かる。

 従業員の相談窓口になっている人や、関連する資格の取得を考えている人事担当者にとっても参考になる一冊だろう。

(宮脇優子編著、金剛出版刊、TEL:03-3815-6661、2400円+税)

掲載 : 労働新聞 平成27年3月23日第3010号16面

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