【今週の労務書】『こうして解決する! 職場のパワーハラスメント――指導のつもりがなぜ? パワハラと言われるのか』

2013.08.12 【書評】

特徴を正しく理解する

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 本書は、産業カウンセラーの筆者が、近年増加しているパワーハラスメントの防止や早期解決方法を指南したもの。

 企業において効果的な対策を講じるには、パワハラの性質を正しく理解しておくことが欠かせない。そのため、パワハラの定義・類型と判断のポイント、発生原因や発生後の影響、セクシュアル・ハラスメントとの相違点などを丁寧に解説しているのが特長だ。また、パワハラと指導との境界線を理解しやすいように、部下に厳しい叱責を繰り返したケースなど、パワハラと判断される恐れがある事例を数多く紹介している。

 社内体制整備の手順や相談を受けたときの対応方法も具体的に提示しており、知識習得と対策の実践において役立つ一冊といえる。

(野原蓉子著、経団連出版刊、TEL:03-6741-0043、1000円+税)

掲載 : 労働新聞 平成25年8月12日第2932号16面

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