『ハラスメント』の労働関連コラム

2024.04.07 【社労士プラザ】
ハラスメントのない職場に/あみん社会保険労務士事務所 加藤 俊一

 私は平成28年4月に開業した。前年に社労士試験に合格したが、その年の合格率が低かったこともあり、頑張らなくてはという思いをより強くしたものである。何の地盤も人脈もないなかで最初の1年は苦労したが、現在は「同一労働同一賃金」とハラスメント対策の分野を中心に精力的に活動している。  前者は主に、パートタイム・有期雇用労働法や同一労働同一賃金……[続きを読む]

2024.03.27 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】増えている「叱れない上司」

 新入社員が入社してくる季節。希望を胸に膨らませる若者が、災害に遭わないようにするためにも厳しく指導をしたいところだ。一方で近年は丁寧な指導を求める傾向が強まり、その副作用からか「叱れない上司」が増えているという。  叱ることに躊躇する理由としては、パワーハラスメントと捉えられてしまうのではないかというリスク、強く指導すると部下がメンタル……[続きを読む]

2024.03.09 【書評】
【今週の労務書】『はたらくみんなのニューロダイバーシティ 対話からはじまる「発達特性」あふれる組織改革論』

ジョブ型との相性良し  本書は、キャリアコンサルタントが執筆したもの。著者によれば、ニューロダイバーシティとは、マネジメントにおける発想方法の1つ。個々人の脳や神経の違いを多様性と受け入れて、広く人材を活用することで、イノベーションへとつながっていく。  平均以上に「できること」と「できないこと」を指す「発達特性」に着目している。そのうえ……[続きを読む]

2024.03.07 【主張】
【主張】中小でも女性活躍推進へ

 10年間の時限立法として施行されている女性活躍推進法が、令和8年3月末で失効時期を迎える。一定規模以上の企業に対して一般事業主行動計画の策定や情報公表を義務付けてきたが、国際的にみると女性管理職比率が低いなど、未だ女性の活躍が十分に進んでいるとは言い難い。  中小企業を含めて取組みがさらに進むよう、同法の有効期限を延長するとともに、現在……[続きを読む]

2024.02.11 【社労士プラザ】
思い込みからトラブルに/社会保険労務士法人KESERA 代表 清成 留美

 ここ最近、ハラスメント研修の依頼を受けることがとても多くなった。私自身が産業カウンセラー、キャリアコンサルタントの資格も取得していることもあり、以前から研修講師の依頼は受けていたが、多くても月1件ペース、平均すると年間で7~8件くらいが通常だった。  しかし昨年辺りから、顧問先はもちろんだが、当法人のホームページ経由の依頼や、同業の社労……[続きを読む]

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