2017年10月配信の労働関連コラム

2017.10.31 【監督指導動向】
就職先の選択 「働きやすさ」を優先が6割 熊本労働局・大学生らへ調査

「職場の雰囲気」重要に 熊本労働局は、今年6月に県内の大学・専修学校の学生・生徒に対して実施した就職先を選択する際の判断要素などの調査結果を公表した(回答者=2729人)。最優先する要素に「働きやすさ」を選択した学生が58.6%に上っており、仕事の内容と給与等の処遇はそれぞれ21.8%、19.6%となっている。 「働きやすさ」の具体的な要……[続きを読む]

2017.10.31 【送検記事】
36協定を超過して日常的に違法残業 運輸業者を書類送検 奈良労基署

 奈良労働基準監督署は、時間外・休日労働に関する労使協定(36協定)を超過して違法な残業を行わせていたとして、運輸業者(奈良県大和郡山市)と同社社員を労働基準法第32条(労働時間)違反の容疑で奈良地検に書類送検した。  同社は平成28年7~9月、ドライバー5人に対して36協定の限度時間を超えて違法な残業を行わせていた疑い。36協定の限度時……[続きを読む]

2017.10.30 【送検記事】
足場に安全に昇降する装置設置せず 2社を送検 名古屋北労基署

 愛知・名古屋北労働基準監督署は、足場の安全対策を適切に講じなかったとして、鉄筋工事業者と同社取締役部長を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で名古屋地検に書類送検した。平成29年3月、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。  同社は、愛知県春日井市内のマンション新築現場に一次下請として入場、被災者は足場上で角……[続きを読む]

2017.10.30 【送検記事】
労災かくし 契約打ち切り恐れ有期契約労働者が要請受諾 藤沢労基署・送検

 神奈川・藤沢労働基準監督署は、少なくとも休業期間91日の労働災害が発生したにもかかわらず労働者死傷病報告書を遅滞なく提出しなかったとして、輸送用機械製造業者と同社物流管理課長を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の容疑で横浜地検に書類送検した。平成29年2月、同社で勤務していた有期契約労働者が被災する労災が発生している。  被災した労……[続きを読む]

2017.10.30 【主張】
【主張】働き方改革推進に追い風

 総選挙によって、国民の審判が下された。自民党、公明党の連立政権が推進してきたアベノミクスと働き方改革が圧倒的に支持されたと考えて良い。政府は、労働基準法改正を柱とする働き方改革に勢いをつけ、労働環境の改善と経済成長の達成に躊躇なく邁進してもらいたい。  労基法改正に対する与党のこれまでの対応姿勢は、極めて消極的だった。…[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。