【今週の労務書】『「生産性」をあげる技術』

2017.10.28 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

まずは「標準化」を

Amazonにリンクします

 生産性向上について「行動科学マネジメント」からアプローチした一冊。行動科学マネジメントとは「特定の才能や技術を持った人だけでなく、いつでも、誰でも、同じようにできる」を追求した学問のこと。したがって、本書の「技術」はどの職場でも、どんな人でも使いこなせるそうだ。

 生産性を上げる鍵は部下の「やらねばならない」という感情を「やりたい」に導くことにある。そのためには、①標準化②評価③仕組み作り――の3ステップが必要となる。

 人事労務の立場では、②に目がいってしまいがちだが、前提として必要なのは①。①ができていない職場では、評価が感情に委ねられていたり、給与面での優遇に偏っていたりと、適切な評価もできていないことが多いという。

(石田淳著、宝島社刊、TEL:03-3239-0926、1200円+税)

関連キーワード:
平成29年10月30日第3134号16面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。