『人事評価』の労働関連コラム

2024.02.17 【書評】
【今週の労務書】『悩める上司・人事担当者のための問題社員未満との付き合い方』

日々の業務中に評価を  「問題社員“未満”」とは、解雇や懲戒に至るような問題はないが、組織や周囲の時間や感情を浪費させるような社員のこと。大事に至るまでトラブルを報告してこない社員や、上司からの評価に反抗する社員などが当てはまる。本書では、社会保険労務士の筆者が、事例を交えた改善の方法を解説する。  たとえば評価に納得せず文句を言う社員は……[続きを読む]

2024.01.27 【書評】
【今週の労務書】『スタートアップのための人事制度の作り方』

行動評価で価値観浸透  本書ではスタートアップ企業を、「社会的な常識や慣習をより良い方向へ導くことなどを理念に掲げる急成長企業」と定義する。人事制度の導入によって得られる効果として、メンバーやマネージャーが経営陣の掲げるビジョンやミッションを意識するようになる点を挙げている。評価基準や評価指標に沿って組織と個人が動くようになると指摘する。……[続きを読む]

2023.09.30 【書評】
【今週の労務書】『人事データ保護法入門』

最後には人間が関与を  HRテクノロジーや、従業員の行動データを収集・解析するピープル・アナリティクスが注目を集めている。ここで用いられる、個人情報を含む人事の情報に関して、利活用方法や個人情報保護法の規制などについて解説したのが本書である。  人事評価でAIを使う場合、導入時に利用目的の特定が必要になる。「取得した個人情報を分析・解析の……[続きを読む]

2023.06.24 【書評】
【今週の労務書】『人事評価データの分析入門』

基準のあいまいさ解消  本書では、抽象的になりがちな人事評価基準の課題解消に向け、評価データを分析することで制度の運用状況を検証するよう勧めている。架空の金融機関をモデルに、Excelを用いた分析方法を解説。営業店舗の課長の評価データを模擬分析している。  モデル機関の評価体系は、「業績考課」、「プロセス考課」、「能力考課」の3つで構成し……[続きを読む]

2023.04.22 【書評】
【今週の労務書】『人事・労務のしごとの基本』

新任者向けに基礎解説  新任の人事労務担当者などを対象とし、初めて人事・労務分野の仕事をするに当たっての基本となる法律知識・ノウハウを解説した。今年2月時点の最新の法令に対応している。  扱う分野は、求人開始時から採用後まで必要となる労働基準法、職業安定法、育児・介護休業法などの基礎知識から、給与計算業務、人事評価制度、ハラスメント対策ま……[続きを読む]

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