就職先の選択 「働きやすさ」を優先が6割 熊本労働局・大学生らへ調査

2017.10.31 【監督指導動向】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

「職場の雰囲気」重要に

 熊本労働局は、今年6月に県内の大学・専修学校の学生・生徒に対して実施した就職先を選択する際の判断要素などの調査結果を公表した(回答者=2729人)。最優先する要素に「働きやすさ」を選択した学生が58.6%に上っており、仕事の内容と給与等の処遇はそれぞれ21.8%、19.6%となっている。

 「働きやすさ」の具体的な要素も複数回答で尋ねており、多いものから順に「職場の雰囲気が良い」(80.8%)、「年次有給休暇が取りやすく、仕事と家庭生活が両立できる」(52.9%)、「残業・休日勤務が少ない」(40.7%)などとなった。特に女性の方が「職場の雰囲気」や「年休の取りやすさ」を重視する傾向にある。

アルバイト 「労働条件の明示なし」が1割

 同時に、アルバイトの就労状況についても調査を実施。85.2%が経験ありとした。

 労働条件の明示を受けたか質問したところ、「書面で明示され、公布を受けた」とした学生は54.0%だった。一方で、「口頭で説明を受け、書面は交付されなかった」は33.4%、「説明はなく、書面も交付されなかった」は9.7%となっている。

 職場でのトラブルについては、「勤務予定の前日、当日の急遽変更」を経験した割合が3分の1に上っている。

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。