工場内の安全対策講じず 会社と被災者を送検 甲府労基署

2017.10.24 【送検記事】
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 山梨・甲府労働基準監督署は、労働者が機械の調整を行う際に危険防止対策を講じなかったとして、セメント袋製造業者と同社山梨工場の現場責任者を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で甲府地検に書類送検した。平成29年1月、同現場責任者が左腕を切断する労働災害が発生している。

 同現場責任者は、製品に刻まれる商品名などの印字がかすれる不具合を直す目的で、機械の修理作業を行っていた際に被災した。機械を止めずにネジを調整しようとしたところ、ジャンパーの左袖を巻き込まれている。

【平成29年9月27日送検】

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