『縫製業』の労働関連コラム

2024.04.18 【主張】
【主張】特定技能拡大と人権保護

 人手不足が深刻な分野に外国人を受け入れる「特定技能制度」について、政府は3月29日、基本方針などの変更を閣議決定した。受入れ上限数の大幅に増やすとともに、対象分野などを追加している。これまで外国人技能実習生に対する割増賃金不払いや違法な長時間労働が多発していた繊維産業も対象に加わった。  受入れ人数の拡大に伴い、特定技能外国人を雇用する……[続きを読む]

2023.12.29 【監督指導動向】
書類送検 平成30年以降の16件すべてが「縫製業」 岐阜労働局・令和4年 技能実習に関する司法処分状況

 岐阜労働局は、外国人技能実習生を雇用する事業場に対して令和4年に実施した書類送検と監督指導結果を公表した。送検事案は合計2件で、いずれも賃金不払いに関するもの。平成30年以降、技能実習関連の書類送検は16件に上り、そのすべてが縫製業に集中している。  送検事案のうち1件では、時間外・休日労働に対する割増賃金の時間給を550~750円で設……[続きを読む]

2023.08.13 【よく読まれた記事】
無効な36協定で送検 月最大156時間超の残業 八幡浜労基署【2023年上半期 よく読まれた記事】

労働新聞社Webサイトに2023年に掲載した記事で、2023年上半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介していきます。 2023年5月22日配信【労働新聞 ニュース】  愛媛・八幡浜労働基準監督署(小玉知司署長)は、外国人技能実習生10人に違法な時間外・休日労働を行わせたとして、縫製業の小清水被服工業㈲(愛媛県西予市)と同……[続きを読む]

2023.08.11 【よく読まれた記事】
割増賃金払わず送検 週40時間超過分のみを 福山労基署【2023年上半期 よく読まれた記事】

労働新聞社Webサイトに2023年に掲載した記事で、2023年上半期にアクセス数が多くよく読まれている人気の記事を再紹介していきます。 2023年4月3日配信【労働新聞 ニュース】  広島・福山労働基準監督署(大島義考署長)は、ベトナム人技能実習生など12人に対し、時間外労働の割増賃金の一部を期日までに支払わなかったとして、繊維製品製造業……[続きを読む]

2021.05.01 【送検記事】
技能実習 残業代90万円を不払い 縫製業者を送検 福山労基署

時間単価400円などと設定  広島・福山労働基準監督署は、ベトナム人技能実習生5人に対して割増賃金を支払わなかったとして、縫製業者と同社代表取締役を労働基準法第37条(時間外、休日の割増賃金)違反の容疑で広島地検福山支部に書類送検した。時間外労働に関する単価について、最低賃金を大きく下回る水準で設定していた。  立件対象期間は、令和2年4……[続きを読む]

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