『人事評価』の労働関連コラム

2025.05.03 【書評】
【今週の労務書】『人的資源管理 事例とデータで学ぶ人事制度』

施策の“連動性”理解へ  学者、研究者が執筆した本書は、社員格付け、要員管理、人事評価、賃金管理などの計12項目から、人的資源管理とは一体何なのかを説いたもの。労使コミュニケーションやフリーランスなど、今日的な話題も押さえている。  社員格付けの仕組みが「能力」と「職務」のどちらに基づくのかで、賃金は「能力給」か「職務給」に分かれる。給与……[続きを読む]

2025.04.03 【書評】
【今週の労務書】『人材マネジメントの革新』

課題含め12社事例紹介  メルカリの社員等級制度、イオンリテールの雇用区分制度、ロート製薬の副業・兼業制度など、国内企業12社における人事管理の最新事例を収録している。制度の概要だけではなく、導入後の運用状況、課題と対策も紹介した。  たとえばメルカリは社員等級制度において、職種別の報酬レンジを設定することで、職種を基準とする人事管理を行……[続きを読む]

2025.02.15 【書評】
【今週の労務書】『問いから考える人材マネジメントQ&A』

実践に役立つ「なぜ」も  本書は、採用・配置転換・賃金・評価など、人材マネジメントに関する計55の問いを立て、それに答える形で解説した。前半の基本編では、「なぜコース別雇用管理制度が普及したのか?」などの問いを通じて、現行制度の成立ちを把握できる。  後半は「ポストオフ後にも中高年に活躍してもらうにはどうすれば良いのか?」などのより実践的……[続きを読む]

2025.02.02 【社労士プラザ】
中小の企業風土改革へ/社会保険労務士法人田村社労士事務所 大澤 努

 私が社労士資格を取ったのは、銀行に勤務しているときに、漠然と第二の職場で役に立つかもしれないと思ったからに過ぎない。  結果的に社労士資格がモノを言い、次の職場として銀行グループの健康保険組合で常務理事を務め、その後、銀行取引先の企業に、財務管理・人事管理の役員として転職することになった。その企業で、業績を維持向上させるための人事制度づ……[続きを読む]

2024.08.10 【助成金の解説】
【助成金の解説】人材確保等支援助成金(人事評価制度改善コース)/岡 佳伸

令和6年度復活  「人材確保等支援助成金(人事評価改善等助成コース)」は、生産性向上のための人事評価制度と賃金制度の整備を通じて、生産性の向上、賃金アップ及び離職率の低下を図る事業主に対して助成するもので、人材不足の解消を目的とされています。令和3年度までにあった助成金ですが、令和4年度と令和5年度は新規受付停止となり令和6年度から新規の……[続きを読む]

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