【今週の労務書】『人事・労務担当者のための労働法のしくみと仕事がわかる本』

2012.02.27 【書評】
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「解雇」の道は選ぶな

 いわゆる労働法の解説本だが、読み進めてすぐに気付く類書との違いは「現場感覚」の濃さである。難解な条文を詳細に読み解くといった類いではなく、例えば解雇には相当うるさい反面、一般的に知られているより使用者の権利が広く認められていることを教える。

 本紙連載の執筆当時も、徹底した使用者寄りの筆致に定評のあった著者。企業法務を専門とする経営法曹会議の会員弁護士で、これまでに扱った多くのトラブル事例も本書では織り交ぜるなど、説得力抜群だ。

 人事異動のスムーズな行い方や懲戒処分を行う際の留意点には多目の紙幅を割き、解雇裁判を起こされた際に会社が被りかねないダメージなども金額的に裏付けながら解説。可能な限り解雇は避けよと訴えている。

(向井蘭 著、日本実業出版社 刊、TEL:03-3814-5651、本体1700円+税)

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平成24年2月27日第2862号16面 掲載

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