【ひのみやぐら】冬季特有災害への備えを

2014.12.01 【社説】
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 早いもので、もう12月になってしまった。1年はつくづくあっという間と思う。寒さが深まるにつれ、冬季特有の災害に配慮が必要になる。北海道や北東北地方では、すでに警戒態勢に入っていることだろう。

 冬季、特に気をつけなければならない災害としては①交通労働災害、②転倒災害、③除雪作業での転落・墜落災害、④火災災害、⑤一酸化炭素中毒などがあげられる。交通労働災害では、路面の凍結が原因でスリップする事故が後を絶たない。冬用タイヤになっていない場合は速やかに交換、チェーンなど装備の準備を行う必要がある。厳寒地では、日陰になっている部分が冬の間中、ずっと凍っている道路も少なくない。そうした”危険ポイント”を把握、周知しておくことも重要だろう。すぐに日が落ちて暗くなることから、早めのライト点灯も忘れてはならない。

 積雪、凍結による危険は当然、人間の歩行にも当てはまる。長野労働局では、転倒災害防止対策検討会報告書をまとめたが、それによると、雪道や凍った路面を歩くときは「一歩一歩ゆっくり歩く、歩幅を小さく、足裏全体で着地する」「できるだけ手荷物を持たず両手を自由にする」など丁寧に紹介している。今年2月には関東甲信で記録的な大雪に見舞われたのは記憶に新しい。このときも、転倒によるケガ人がたくさん出た。「そんなことは当たり前のこと」と思わずに、雪が降った場合は十分に注意してほしい。

 労働災害はもとより、健康管理面にも気を配る必要がある。風邪やインフルエンザとなると、本人はもちろん周囲の人にも迷惑をかけることになる。

 今年も寒さが厳しそうだが、基本的な対策を怠ることなく、無事に冬を乗り切りたい。

平成26年12月1日第2223号 掲載

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