『転倒』の労働関連コラム

2024.03.31 【送検記事】
労災かくし リニア工事現場の転倒災害報告せず 火薬販売業者を送検 飯田労基署

 長野・飯田労働基準監督署は、休業4日以上の労働災害について、遅滞なく労働者死傷病報告書を提出しなかったとして、火薬類販売業の南信火薬販売㈱(長野県飯田市)と同社会長を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の疑いで長野地検飯田支部に書類送検した。令和5年1月、同社労働者が被災する労働災害が発生している。  労災は、下伊那郡大鹿村内のリニア……[続きを読む]

2023.12.26 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】冬季の健康障害に注意を

 積雪や凍結が原因の転倒や交通事故、空気の乾燥による静電気や火災、暖房器具の不具合で起きるCO中毒など寒冷期特有の災害は意外に多く、管理監督者は未然防止のための措置を講じていく必要がある。  また、災害だけではなく労働者に対する健康への配慮も重要だ。冬季は風邪、インフルエンザなどのほかにも脳疾患、心疾患が発症しやすい季節でもある。急激な温……[続きを読む]

2023.11.28 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】冬季の転倒災害防止対策を

 令和5年もあっという間に12月を迎えた。これから年末年始にかけて何かと慌ただしい時期となる。この時期は、納期や工期の設定が多く、時間に追われる状況になる。心理的にも余裕がなくなるので「慌て」「焦り」などが原因によるヒューマンエラーに注意したいところだ。大掃除や設備などの一斉点検、修理などで脚立を使用する作業や非定常作業など、普段以上に配……[続きを読む]

2022.07.24 【監督指導動向】
令和3年の労災 死亡者数はほぼ倍増 休業4日以上では「転倒」めだつ 東京労働局・集計

 東京労働局が取りまとめた「令和3年労働災害発生状況」によると、死亡者数は77人で前年39人から倍近く増加した。休業4日以上の死傷者数は1万2876人で21%(2231人)上昇している。死傷者数のうち新型コロナウイルス感染症の罹患者数は2834人だった。  事故の型別では、死亡者のうち最も多かったのは「墜落・転落」の35%(27人)だった……[続きを読む]

2022.06.30 【主張】
【主張】本社責任の明確化が必要

 今年度末までを期間とする第13次労働災害防止計画の目標である「死傷災害5%以上減少」の達成は、まず困難な状況となっている。2021年の死傷者数は、確定値で15万人弱となり、前年比15%近く増加した。小売業など小規模事業場において、十分な災防対策が採られていないことが大きな要因と考えられる。法改正を含め、企業単位での安全衛生管理を強化する……[続きを読む]

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