労災の死傷者5800人超え 5年連続増加に 千葉労働局

2021.06.11 【監督指導動向】
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 千葉労働局が公表した令和2年の県内労働災害発生状況によると、死傷者数は5878人で、5年連続増加していることが分かった。業種別にみると、陸上貨物運送業が990人で、前年から14.3%の大幅増加となっている。建設業でも672人と同10.5%増加した。

 型別では「転倒」が最も多く、全体の2割以上を占めた。次いで、「動作の反動、無理な動作」、「墜落・転落」が16%、「はさまれ・巻き込まれ」が9%などと続いている。

 一方、死亡者数は昨年から5人減少し、31人だった。業種別では建設業12人、製造業8人、第三次産業8人、陸上貨物運送業3人で、労災が増加傾向にある業種で死亡災害が発生している。

 同労働局は対策として、過去5年間に労災が複数発生した事業場への指導や、事業者への自主的な取組みの促進を図るとしている。

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