死亡災害相次ぎ 建設業へ緊急要請 千葉労働局

2021.04.10 【監督指導動向】
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 千葉労働局は、令和3年2~3月に建設業で死亡災害が相次いだことを受け、建設業関係団体に労災防止に向けた緊急要請をした。

 対策として、リスクを見える化し現場で共有する「重点宣言」の一層の徹底を求めた。同宣言は昨年7月にも要請したもので、すでに複数現場で実施されている。現場内に宣言を掲示するケースのほか、大手ゼネコンでは現場の仮囲いに大きく表示し、安全対策への周知と意識向上に努めているケースもある。同労働局は、「宣言を進めている現場もあるが、さらに多くの現場で取り組んでもらいたい」と話した。

 同労働局管内では、令和2年8月以降の半年間にわたって死亡災害を抑え込んできたが、2月12日、3月1日、3月12日と立て続けに死亡災害が発生している。

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