男性の意識も変化 くるみん・えるぼし認定企業を表彰 千葉労働局

2016.10.19 【監督指導動向】
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 千葉労働局は、次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん認定企業」3社と、女性活躍推進法に基づく「えるぼし認定企業」1社を公表し表彰式を行った=写真

 くるみん認定を受けたのは、製造業のキッコーマン㈱(千葉県野田市、堀切功章代表取締役社長)=4度目、キッコーマン食品㈱(同)=3度目、サービス業のキッコーマンビジネスサービス㈱(野田市、天野克美代表取締役社長)=3度目。

 キッコーマングループでは、育児休業者と復職者との座談会を制度化しており、スムーズに復職できるよう支援態勢を整えている。また、男女ともに育休制度の利用が進むよう、周知に向けたマニュアルを作成し、ホームページに掲載するとともに管理職研修においても啓発活動を行った。同社は「男性の意識も変わりつつある。職場での女性の出産などへの理解も進んできた」とコメントしている。

30歳前後の女性社員を採用の場に

 えるぼし認定を受けたのは、ちばぎんコンピューターサービス㈱(千葉県千葉市、吉田幸宏代表取締役社長)。採用・就業継続の状況が男女で同程度、全労働者の法定時間外・休日労働が各月とも45時間未満である――といった5つの認定基準をすべてクリアしたうえ、行動計画に係長級に占める女性の割合を10%以上にすることを掲げた。候補者を対象にした面談、相談できるメンターの設置、キャリア研修などを行っていくという。

 30歳前後の女性社員を採用の現場に出す試みも始めている。採用・定着の好循環が生まれることを狙うとともに、採用活動を行うことでモチベーションアップにもなるのではないかとみている。

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