『健康管理』の労働関連コラム

2023.12.21 【主張】
【主張】“自発的な副業”を前提に

 厚生労働省は、個人事業者等の健康管理を図るため、今年度中にもガイドラインを作成する(=関連記事)。10月にまとめた「個人事業者等に対する安全衛生対策のあり方に関する検討会」の報告を踏まえ、個人事業者と注文者等(プラットフォーマー含む)の双方が、自主的に取り組むべき事項を示す。過重労働やメンタルヘルス対策まで含まれる点で、一般企業にも見逃……[続きを読む]

2023.11.25 【書評】
【今週の労務書】『職場のメンタルヘルスケア入門』

復職判定は“対面”で  本書は、精神医学を専門分野とする大学教授や大手企業に勤務する産業医らが執筆したもの。100項目以上のQ&Aを設け、平易な言葉で説明している。メンタルヘルス不調の未然防止に向けた「一次予防」から復職に関する「三次予防」まで、網羅的に知識を得られる。  たとえば、「テレワークを実施する際の、従業員の健康管理のポイントは……[続きを読む]

2023.07.28 【労働行政最新情報】
令和5年度「全国労働衛生週間」を10月に実施(厚労省)

今年のスローガンは「目指そうよ二刀流 こころとからだの健康職場」  厚生労働省は、10月1日(日)から7日(土)まで、令和5年度「全国労働衛生週間」を実施する。今年のスローガンは、一般公募で募った322作品の中から、石井 彩音さん(茨城県)の作品「目指そうよ二刀流 こころとからだの健康職場」に決定した。  全国労働衛生週間は、労働者の健康……[続きを読む]

2023.05.29 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『建設業の働き方改革 心と身体の健康対策』

機材面で疲れ減らす工夫を  2024年4月から始まる建設業における時間外労働の上限規制。他業種に比べて労働時間が長いことが問題視され、業界団体なども総力を挙げて取り組んでいる。本書は、働き過ぎで生じる疲労をテーマに、疲れやすい現場の作業、過労死事例、疲労の蓄積度合いを測る方法などを紹介。疲労対策についても、予防と回復、快適な睡眠、疲れを減……[続きを読む]

2023.02.16 【人材ビジネス交差点】
【人材ビジネス交差点】ビジョン定め健康管理を/㈱OHコンシェルジュ 代表取締役 東川 麻子

 我われは産業保健の専門職として企業にサービスを提供しているが、同じ医療職が担当しても、その会社の健康管理のスタイルは1つとして同じ形にならない。私の主観的な判断ではあるが、その良し悪しにはとても大きな差がある。  20年以上この仕事をしてきて、その企業の健康管理を左右するのは、企業の担当者であり、その人、その部署の影響がいかに大きいもの……[続きを読む]

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