今週の労務書―2021年1~6月掲載記事を振り返る

2022.01.15 【書評】
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このページでは、2021年1~6月に掲載した書評記事「今週の労務書」をまとめて紹介します。

『これならわかる テレワークの導入実務と労務管理』川久保 皆実 著
活用しやすい規定例収載――弁護士などとしてテレワークを10年以上実践してきた著者が執筆している本書は、平易な言葉で執筆され、分かりやすい構成となっている。

(川久保皆実著、日本実業出版刊、2000円+税)


『労務トラブル 予防・解決に活かす“菅野「労働法」”【3訂版】』高倉 光俊 監修、労使関係実務研究会著
事例挙げて対策示す――本書は、菅野和夫東京大学名誉教授の著書「労働法(第12版)」(弘文堂、2019年11月)をもとに、労働者の採用から退職までの労務管理の場で直面するトラブル事例とその予防・解決策を分かりやすく解説したもの。

(高倉光俊監修、労使関係実務研究会著、日本法令刊、3200円+税)


『実務のための労働法制度』岡崎 淳一 著
働き方改革主導者が執筆――前・安倍総理大臣の下で実施された一連の「働き方改革」に厚生労働省幹部として携わった著者が、実務担当者向けに徹して執筆したのが本書である。

(岡崎淳一著、日本経済新聞出版刊、3500円+税)


『実務家のための労務相談(民法で読みとく)』野田 進、鹿野 菜穂子、吉永 一行編
必要な条文取り出し解説――労働問題を解決に導こうとするとき、まず当たるべき規範は労働法だ。しかし、労働法は企業が直面する労働問題のうち、ごく一部にしか規定を設けていない。

(野田進、鹿野菜穂子、吉永一行編、有斐閣刊、3300円+税)


『評価をしない評価制度』榎本 あつし 著
在宅勤務対応のヒントに――本書が提唱する手法は、評価の代わりに社員へ日々の行動の記録(=求められる行動をとったか否か)を求める。

(榎本あつし著、アニモ出版刊、2000円+税)


『働く人のための時間管理ワークブック』中島 美鈴、前田 エミ、高口 恵美、谷川 芳江、牧野 加寿美著
解決法を多数挙げて選択――公認心理師、看護師らが著者である本書は、復職者や新社会人など時間管理、タスク処理などに不安を抱えている労働者向けのワークブックとなっている。

(中島美鈴、前田エミ、高口恵美、谷川芳江、牧野加寿美著、星和書店刊、2200円+税)


『対話型OJT 主体的に動ける部下を育てる知識とスキル』関根 雅泰、林 博之著
リモート下の手法も伝授――上司が持っている仕事の進め方の正解を部下に教えるという従来の導管型OJTに代わり、大まかな方向は決めつつも、部下と一緒に対話を重ねて正解を探し出しながら仕事を任せていく対話型OJTが必要と説く。

(関根雅泰、林博之著、日本能率協会マネジメントセンター刊、1800円+税)


『働く人を守る!職場六法』岩出 誠 著
派遣もテレワークの対象――使用者向けに数多の書籍を出版してきた弁護士である筆者が、労働者に対して労働関係法令の要点をまとめた。使用者側にとっても、労使紛争時の労働者側の出方の把握や、基本の再学習に好適な一冊だ。

(岩出誠著、講談社刊、1400円+税)


『テレワークを導入・運用するとき これだけは知っておきたい労務管理』HRプラス社会保険労務士法人著
長時間労働防止が課題――本書は、テレワークの実施を検討している企業の代表者や担当者に向けて、導入時の留意事項を提示したもの。

(HRプラス社会保険労務士法人著、アニモ出版刊、1800円+税)


『恐れのない組織 「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす』エイミー・C・エドモンドソン著、野津 智子 訳、村瀬 俊朗 解説
チームビルドの要点満載――「心理的安全性」とはみんなが率直な意見を述べられ、自分らしくいられる文化のことだ。成功するチームビルドにおいて、最も重要な因子であるという研究結果を、2015年に米グーグル社が発表し注目を集めた。

(エイミー・C・エドモンドソン著、野津智子訳、村瀬俊朗解説、英知出版刊、2200円+税)


『働かないおじさんが御社をダメにする』白河 桃子 著
ミドル活性化へヒント――刺激的なタイトルとは裏腹に、本書では今後、ミドルシニアをいかに活用するかを考えていく。

(白河桃子著、PHP研究所刊、910円+税)


『オンライン採用 新時代と自社にフィットした人材の求め方』伊達 洋駆 著
精度の高い人材選考へ――オンラインが対面と比べてすべて劣っているわけではない。そう解説する本書では、オンライン採用活動での留意点に対応しながら、そのメリットについても記載している。

(伊達洋駆著、日本能率協会マネジメントセンター刊、1800円+税)

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