2015年9月配信の労働関連コラム

2015.09.28 【主張】
【主張】早速改正派遣法の出番に

 大阪労働局は、常用雇用以外の労働者を派遣していた特定労働者派遣事業のF社(大阪市)を労働者派遣法違反で事業停止処分とした(本紙9月14日号3面既報)。厚生労働大臣への届出のみで開業できる特定派遣事業者が、許可が必要な一般労働者派遣事業を行った悪質なケースである。 今通常国会で成立した改正労働者派遣法により一掃される違反形態とみられ、今後……[続きを読む]

2015.09.28 【社労士プラザ】
コスト意識からの脱却を/アクティベーションコンサルティング 代表 原 聡美

 今年も新制度の始まりが近づいてきた。12月1日に施行される「ストレスチェック制度」である。また、来年1月にはマイナンバー制度が控えており、人事総務担当者は年末にかけてこれらビッグイベントに向けた対応を余儀なくされる。 これらの実施に向けては、法律で定められた要件、基準等を加味して、自社での運用方法を模索していることだろう。自社のマンパワ……[続きを読む]

2015.09.28 【書評】
【今週の労務書】『基礎からわかる建設業の社会保険「超」入門』

未加入対策の"対策"に 建設業の社会保険未加入をテーマにした本書は、行政による対策や指導・取締りの詳細、各種保険制度の概要を紹介している。 著者の2人は、建設業への指導経験が豊富な社会保険労務士であり、新規加入手続きなどに関して建設業に特化した解説がなされるほか、元請・下請間での加入状況の確認方法などについても具体的に触れている。 国土交……[続きを読む]

2015.09.21 【主張】
【主張】重要性増す非正規の育成

 厚生労働省がまとめた雇用政策研究会報告書(本号1面参照)は、増大する非正規労働者の質的向上が急務であることを改めて問い掛けている。非正規労働者を、従来までのように、単に人件費コスト削減や調整弁として扱うと、マクロ的には大きなダメージとなって跳ね返ってくると警鐘を鳴らしている。[続きを読む]

2015.09.21 【社労士プラザ】
雇用契約書が会社を守る/社会保険労務士折原事務所 折原 麻衣子

 平成20年に開業登録してから、はや7年が経った。7年経った今も、まだ経験したことのない手続きは多々あり、関与先からの相談に即答できないことも度々ある。 社会保険労務士の業務は扱う領域が幅広く、すべてに精通することはなかなか難しいと日々痛感している。だが、いつかベテラン社労士になれるよう勉強の毎日である。 今まで社会保険労務士業務をしてき……[続きを読む]

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