【今週の労務書】『非正規社員をめぐるトラブル相談ハンドブック』

2015.09.21 【書評】

判例踏まえ対応指南

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 本書は、労働局のあっせんや社会保険労務士会が設置した「社労士会労働紛争解決センター」のあっせんの場において個別労働紛争解決に取り組んでいる社労士が執筆陣となり、企業担当者や社労士向けに、パートタイム労働者などに関する紛争相談事例を紹介したもの。

 全91事例について、相談内容と対応例を示したうえで、対応検討時のポイントを解説している。

 処遇格差や契約更新の問題のほか、採用や労働時間、職場における嫌がらせやメンタルヘルス問題などの幅広いテーマを取り上げ、関連法令や通達、判例を踏まえて丁寧に解説しているのが特長だ。

 非正規社員の紛争が多発するなか、早期解決だけでなく、未然防止にも生かせる情報が詰まっている。

(大西健造監修、馬場美紀子編、新日本法規出版刊、TEL:052-211-1525、3700円+税)

掲載 : 労働新聞 平成27年9月21日第3033号16面

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