『個別労働紛争』の労働関連コラム

2024.02.04 【社労士プラザ】
気持ち通わせ紛争防止/木村社会保険労務士事務所 木村 康浩

 社会保険労務士になり15年、特定社会保険労務士の受験資格に必要な能力担保研修のチームリーダーを担当して10年になった。  気付けば所属する東京都社会保険労務士会の社会保険労務士紛争センター長を仰せつかり、支部を超えた同業者と知り合える機会も多くなった。  近年では働き方改革、同一労働同一賃金、育児介護休業法などの改正が続き、労働環境が複……[続きを読む]

2023.06.30 【労働行政最新情報】
令和4年度個別労働紛争解決制度の施行状況―「いじめ・嫌がらせ」が引き続き最多(厚労省)

 厚生労働省は「令和4年度個別労働紛争解決制度の施行状況」をまとめ、公表した。  ポイントは以下の通り。 1 総合労働相談件数は高止まり。助言・指導の申出件数、あっせんの申請件数は前年度より減少  総合労働相談件数は124万8,368件で、15年連続で100万件を超え、高止まり 2 民事上の個別労働紛争における相談、助言・指導の申出、あっ……[続きを読む]

2022.08.28 【社労士プラザ】
良き相談相手として研鑽/ADR社会保険労務士法人 代表社員 上田 篤史

 平成6年7月に開業し、今から2年後の令和6年には早くも30年を迎えようとしている。開業当初は社会保険労務士と自己紹介しても何をする人ぞ、との反応ばかりだったのをよく覚えている。  労働社会保険の手続代行をやりますと伝えても、商工会議所(の事務組合)でやってもらっている、税理士事務所にやってもらっていると取り付く島もないことが多々あった。……[続きを読む]

2022.07.01 【労働行政最新情報】
令和3年度個別労働紛争解決制度の施行状況―「いじめ・嫌がらせ」が最多、「解雇」は前年度より減少(厚労省)

 厚生労働省は、令和4年7月1日、「令和3年度個別労働紛争解決制度の施行状況」をまとめ、公表した。  ポイントは以下の通り。 1 総合労働相談件数、助言・指導の申出件数、あっせんの申請件数は前年度より減少  総合労働相談件数は124万2,579件で、14年連続で100万件を超え、高止まり 2 民事上の個別労働紛争における相談件数、助言・指……[続きを読む]

2021.09.23 【監督指導動向】
労働相談件数が5万件超えに 令和2年度の個別労働関係紛争解決制度施行状況 千葉労働局

 千葉労働局が取りまとめた令和2年度個別労働関係紛争解決制度の施行状況によると、総合労働相談件数は5万3450件となっている。前年まで7年間続いた4万件台を超え、5万件台に上った。前年度からは、8.1%増加している。  労働相談のうち、民事上の個別紛争に関するものは7963件で、前年度比4.9%減少した。  その内訳をみると、「いじめ・嫌……[続きを読む]

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