【今週の労務書】『基礎からわかる建設業の社会保険「超」入門』

2015.09.28 【書評】
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未加入対策の”対策”に

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 建設業の社会保険未加入をテーマにした本書は、行政による対策や指導・取締りの詳細、各種保険制度の概要を紹介している。

 著者の2人は、建設業への指導経験が豊富な社会保険労務士であり、新規加入手続きなどに関して建設業に特化した解説がなされるほか、元請・下請間での加入状況の確認方法などについても具体的に触れている。

 国土交通省は今春、社会保険加入に関する下請指導ガイドラインを改訂した。

 平成29年度以降をめどとする目標(企業単位で許可業者の加入率100%、労働者単位で製造業相当)の達成に向け、法定福利費の確保対策などを強化している。元請からの指導はさらに活発化するはずで、未加入対策の”対策”として参考にしたい。

(植山忠雄、市村靖治著、カナリアコミュニケーションズ刊、TEL:03-5436-9701、1500円+税)

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平成27年9月28日第3034号16面 掲載

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