【今週の労務書】『「相談される金融マン」になるための労働・社会保険&助成金活用ガイドブック』

2014.07.14 【書評】

中小企業の実情に対応

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 本書は、地域の中小企業と関わる機会の多い信用金庫など、金融機関の営業担当者に役立つ労働保険、社会保険に関する情報を、社会保険労務士の視点から解説したものである。

 とある金融機関の渉外担当になった若手社員が訪問先の企業で相談を持ちかけられ、社労士でもある同僚から有益なアドバイスとしてどんな話ができるのかを教えてもらう、というストーリー構成になっていて、全体的に平易な言葉が使われている。ところどころ漫画も入っており、専門家でなくても読みやすい。

 中小企業の実情に即し、社員教育、障害者雇用、病気休職、退職金など様ざまなシーンで適用される法制度や活用できる助成金の有無にも言及しており、多様な側面からの相談に対応し得る一冊と言えよう。

(鈴木邦彦著、㈱きんざい刊、TEL:03-3358-2891、1800円+税)

掲載 : 労働新聞 平成26年7月14日第2976号16面

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