【今週の労務書】『外国人スタッフ雇用のための社会保険・労働法ガイド 日英対訳付き』

2019.08.03 【書評】
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英語で労働法令を説明

 外国人を雇う際のポイントを示したのが本書の前半に当たる。必要な法律知識と心構え、求人票の書き方、面接時の注意点、報酬の決め方などを過不足なくまとめている。

 採用選考の進め方では、日本人と異なり、書類選考の前にまず在留資格の確認が必要になると説く。在留資格を持つ求職者については、在留カードの写しを応募書類に同封してもらうようアドバイスした。高度人材を雇用する際の給与の決め方は、海外での手取り額を確保できるように総支給額を逆算して決める方法が良いという。

 後半では、日本で外国人が働く際に知っておくべき労働法や税・社会保険の仕組みを日本語と英語で併記。英語が不得意な担当者が、「このページを読んでください」と提示できるようにした。

(渡慶次佳朗著、秀和システム刊、TEL:03-6264-3105、2800円+税)

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令和元年8月12日第3220号16面 掲載

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