2015年8月配信の労働関連コラム

2015.08.24 【書評】
【今週の労務書】『”やる気”と”働きがい”を引き出す 福祉・介護事業者の人事・労務』

人材の質向上も視野に 市場の大幅な拡大が見込まれながら、過酷な労働環境で離職率が高いイメージも強いのが福祉・介護事業だが、その運営者等に向けて持続可能かつ発展的な運営に資する労務管理を提案するのが本書である。 社会福祉法人に長年かかわってきた税理士と社会保険労務士の共著で、法令の知識や経営手法についての解説にとどまらず、福祉・介護事業の存……[続きを読む]

2015.08.24 【社労士プラザ】
小学生の憧れの職業に/社会保険労務士山田事務所 代表 三井 敏彦

 「社会保険労務士山田事務所」は、おかげさまで、昨年創設30周年を迎えた。現代表の私は、今年で業歴17年になる。創設者であり先代の山田浩三先生が平成20年に亡くなり、私は不安と恐れで、毎日が戸惑いの日々だったが、職員や顧問先企業様、同業の先輩方など、多くの方に助けていただき、ここまでなんとかやってこれた。 社会保険労務士は、企業の健全な発……[続きを読む]

2015.08.24 【主張】
【主張】インターバル制の拡大を

 本紙報道(8月10日号6面)によると、今年の労使交渉で、国内旅行業最大手のJTBグループ内9社が「勤務間インターバル規制」の導入で妥結し、7月1日時点ですでにスタートさせたという。 わが国の長労働時間規制はもっぱら時間外割増によるもので、実効性に欠ける面が指摘されている。しかし、勤務間インターバル規制は、労働時間を物理的に制限するもので……[続きを読む]

2015.08.17 【書評】
【今週の労務書】『訴訟リスクを劇的にダウンさせる就業規則の考え方、作り方。』

「負け裁判に学べ」第2弾 弊社出版部門ベストセラーの1つ「労務管理は負け裁判に学べ!」執筆陣による第2弾の位置付けに当たるのが本書。 「就業規則は負け裁判に学べ!」といっても過言ではない仕上がりで、「法廷で争われたあの事件の就業規則はなぜ問われたのか?」実際の裁判例を取り上げながら弁護士がひも解いていく内容だ。 考え方だけではなく、「限定……[続きを読む]

2015.08.17 【社労士プラザ】
固定観念を取り除き成長/江原&パートナーズ社労士事務所 江原 充志

 先日、雑誌の取材を受けていたときに、「事務所成長のきっかけはなんだったのですか」と聞かれた。即答に困ったが、一番の要因は、「全国には大きな事務所がたくさんある」ということに気付いたことである。 開業して15年。職員数も20人を超え、社労士なのに自社の労務管理に悩まされる日々を送っている。しかし、開業から長く1人事務所だった。 当時は、事……[続きを読む]

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