【今週の労務書】『バリュー・ファースト経営』

2015.08.10 【書評】

価値観土台に仕組み構築

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 本書では、中小企業に適した人材マネジメント手法として「バリュー・ファースト経営」を提唱している。

 会社全体で経営理念をはじめとしたバリュー(価値観)を共有し、これを土台に、一貫した「採用」「試行」「育成」「処遇」「退出」の5つのシステムを構築すべきとしている。

 求人票での会社アピール、採用の判断基準となるバリューチェックシート、処遇における「共感度評価」など、あらゆる部分で価値の一致を求めることで、共感できる社員は自律的人材として育ち、会社も成長「経営者」「社員」「顧客」の「トリプルハピネスの実現」につながるとする。

 付け焼刃で借り物の人事制度に疑問を持つ中小企業経営者に一読を勧めたい。

(深尾卓也著、リフレ出版刊、TEL:03-3823-9171、1600円+税)

掲載 : 労働新聞 平成27年8月10日第3028号16面

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