『経営学』の労働関連コラム

2022.02.19 【書評】
【今週の労務書】『ロジカルティーチング  ガツガツしていない若手社員を伸ばす技術』

心理学の知見など活かす  前のめりで上昇志向が強いタイプでないような、受け身の今どきの若手社員をどう育成するかについて解説したのが本書。心理学や経営学などの知見を生かした手法を示す。  たとえば、人は行動する理由が腹落ちしないと主体的に動こうとしないという「カチッサー効果」を紹介し、行動を起こさない若手社員には、納得する理由と全体像が把握……[続きを読む]

2016.02.01 【書評】
【今週の労務書】『労働法で人事に新風を』

社労士美智香が誘う物語 中堅商社・豊夢商事を舞台に描く「ストーリー仕立て」の労働法啓発の書が本書。 先代である父親譲りの"人情経営"に徹したい中上社長の下に入社してきた女性新入社員・戸川美智香だが、先代社長が息子の補佐を委ねた田辺専務が、「家族的経営では今後立ち行かぬ」として様ざまな合理性追求型の経営改革を断行中。 ところが、社労士資格を……[続きを読む]

2015.12.14 【書評】
【今週の労務書】『組織のうつ症状――会社を元気にする処方箋』

新しい価値基準を示す 組織に元気がない企業の経営者に対し、組織活性化の方策を解説したのが本書。トップの示す姿勢が重要とした。 著者は組織が活性化した様子を、組織の目的に向かってコミュニケーションが活発に行われ、そこで出てきた案が実行に移されイノベーションにつながっている状態とする。阻害要因として、失敗に対する悲観的な思考が形成され、暗黙の……[続きを読む]

2015.11.23 【労働用語集】
労務管理

 経営者がその指揮のもとにある従業員の総合能率を長期にわたって高く維持し、あるいは上昇させる方策をいいます。 採用、配置、昇進、昇格など個々の従業員の処遇に関することのほか、賃金、労働時間、安全衛生、福利厚生など作業場の内外における諸条件を改善することや教育訓練により従業員自身の作業についての知識と技能を高めることなどを含みます。 労務管……[続きを読む]

2015.08.10 【書評】
【今週の労務書】『バリュー・ファースト経営』

価値観土台に仕組み構築 本書では、中小企業に適した人材マネジメント手法として「バリュー・ファースト経営」を提唱している。 会社全体で経営理念をはじめとしたバリュー(価値観)を共有し、これを土台に、一貫した「採用」「試行」「育成」「処遇」「退出」の5つのシステムを構築すべきとしている。 求人票での会社アピール、採用の判断基準となるバリューチ……[続きを読む]

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