『人事』の労働関連コラム

2023.02.11 【書評】
【今週の労務書】『科学的人事の実践と進化 人事DXを超えた経営戦略としての人材活用』

人材データの活用解説  人材のスキルや経験年数などのデータを活用する“科学的人事”を解説する本書。業界別や人事施策別にデータの活用方法の事例を紹介している。  たとえば、小売・流通・サービス業の事例では、離職率の高さへの対策として、スマートフォンを利用した意識調査システムを導入している。業務終了時にスマートフォンで仕事に対する意欲やコミュ……[続きを読む]

2022.09.27 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『人事担当・管理職のためのメンタルヘルスの教科書』

トラブル回避へ基本学ぶ  「私が病気になったのは仕事が多過ぎたから」という理由で裁判を起こされたり、多額の慰謝料を請求される時代となった。企業が従業員の体調管理を行うのは当たり前で、精神面をフォローする「メンタルヘルス・マネジメント」に取り組む必要があると産業医の著者は指摘する。  本書はメンタルヘルス対応の基本を学ぶためのもの。「企業に……[続きを読む]

2021.09.11 【書評】
【今週の労務書】『企業価値を高める組織・人材マネジメントの思考と実践』

働きがいある職場提供  本書は、国内の銀行や外資系投資銀行、外資系生命保険、国内生命保険など大手金融機関で人事業務全般を経験してきた筆者が、「企業価値向上」の観点から、企業の取り組むべき課題やその解決に向けた対策について解説したもの。  課題の一つには、「戦略的人材ポートフォリオの実現」を提示。その達成のために、ポートフォリオの設定・運用……[続きを読む]

2021.06.19 【書評】
【今週の労務書】『人事の組み立て~脱日本型雇用のトリセツ~』

逆説的に学べる基本  一知半解のジョブ型論を戒める内容は、結果として日本の雇用慣行、人事システムの基本を分かりやすく描き出している。フラットな立場からなされる解釈・講釈は、実務を知らない研究者や営業前提のコンサルタントのそれとは明らかに違う。本場のジョブ・ディスクリプションがいかに厳密さに欠けるものなのか紹介したり、日本企業の持つ人事権が……[続きを読む]

2020.08.08 【書評】
【今週の労務書】『日本企業のタレントマネジメント 適者開発日本型人事管理への変革』

“対立構造”にあらず  企業が競争を勝ち抜くためには「タレント」が不可欠となる。そのため、タレントをいかに獲得・育成・引き留めるかを考える「タレントマネジメント」に注目が集まっている。  本書は「遅い選抜」「職能資格制度」「OJT中心の人材育成」「人事機能の集権化」に代表される日本型人事管理を採用してきた日本企業が、職務定義を中心に選抜し……[続きを読む]

2018.11.04 【マンガ・こんな労務管理はイヤだ!】
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