【安全衛生・お薦めの一冊】『現場実務者の安全マネジメント―命を支える現場力2』

2015.08.01 【書評】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

考究の成果を実践書に

出版社サイトにリンクします

 本書を著述・編さんした異業種交流安全研究会は、鉄道・航空・船舶・電力・医療・大学などの実務者や研究者が、安全についての考究を目的に集まり、「会社や業界の垣根を越え……、情報を交換し、一緒に考え、研鑽するネットワーク」として活動している組織。会員数は現在、約100人に増えているという。

 活動成果はすでに『命を支える現場力』と題して発刊されているが、本書はその続編で「安全マネジメントの領域へ一歩踏み出すこととなった」とある。第1章~第5章のタイトルは、「安全リーダーを突然命じられて/仲間をその気にさせる仕掛け/現場実務者の安全マネジメントと具体的戦術/これからの安全マネジメントに必要なこと/しなやかで柔軟な現場力」――。メンバーの奮闘経験が基底にあって、実践的解説書の形にまとめているところに特色がある。

(異業種交流安全研究会著、海文堂出版社刊、TEL:03-3815-3291、B6判、210ページ、1500円+税)

関連キーワード:
平成27年8月1日第2239号 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。