『安全対策』の労働関連コラム

2023.10.11 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】災害多発で労働局が緊急対応

 今年度も下期に入り気を引き締めていきたいところだが、建設業で災害が多発し、関係者に安全対策強化を求める都道府県労働局が目立っている。東京労働局では、7月以降労働災害が多発していたことから、建設関係団体に緊急要請を実施した。基本的なルールを守っていない、安全性の検討を十分に行わずに作業に着手していた、と見て危険感受性を養って創意工夫を凝ら……[続きを読む]

2022.12.25 【監督指導動向】
違反率は7割強 項目別では「安全基準」が突出 沖縄労働局・令和3年監督結果

 沖縄労働局は、令和3年に実施した監督指導結果を取りまとめた。1598事業場に対して実施し、1157事業場(72.4%)で労働基準関係法令違反が発覚している。  違反率の高い項目は、安全基準(25.8%)、健康診断(13.1%)、割増賃金(10.6%)、労働時間(10.5%)などとなっている。業種別の違反率では、製造業が81.1%で最も高……[続きを読む]

2022.10.22 【監督指導動向】
フォークリフトの事故防止へ ポスターコンテストの受賞作決定 埼玉労働局

 埼玉労働局は、「フォークリフト安全ポスターデザインコンテスト」の受賞作品を決定した。同コンテストはフォークリフトの事故防止対策徹底を呼び掛けるため、陸上貨物運送事業労働災害防止協会埼玉県支部および建設荷役車両安全技術協会埼玉県支部と共同で行った、全国初の取組み。  今年7~8月に応募のあった全87作品から、優秀賞3作品と、入賞18作品を……[続きを読む]

2022.10.13 【主張】
【主張】効果的な安全対策提示を

 来年度にスタートする第14次労働災害防止計画で厚生労働省は、企業による自発的な安全衛生対策の推進に向けた意識啓発を重点事項と位置付ける意向だ(関連記事=安全衛生対策 中小企業の意識啓発に重点 14次防巡り議論開始 厚生労働省・労働政策審議会)。中小企業で対策の実施率が低く、災害が多発していることが背景にある。  意識啓発に向けた取組みと……[続きを読む]

2022.09.27 【ひのみやぐら】
【ひのみやぐら】解体工事は「事前調査」が肝

 先日、会社の近くで住宅の解体工事が行われていた。重機の音が多少耳障りであったが、3日もかからずに終了し、あっという間にきれいな更地を作り上げた。職人の巧みな仕事ぶりに思わず、感心してしまった。  住宅はもとより、東京都心部では再開発事業が頻繁に行われており、解体工事を目にすることが多くなった。ご承知の通り、わが国のインフラは老朽化が進み……[続きを読む]

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