『非正規労働者』の労働関連コラム

2018.05.19 【書評】
【今週の労務書】『働き方と年収の壁の経済学』

就業形態への影響解明 所得税の「103万円の壁」などが、配偶者のいる女性の就業形態選択に影響を与えていることを、様ざまなデータを用いて明らかにしたのが本書。経済学の視点から解説した。 日本の労働市場では、①配偶者控除制度、②公的年金制度、③それらと連動するように年収などの支給要件を設定している企業の家族手当――の「年収の壁」が、女性の就業……[続きを読む]

2016.10.29 【書評】
【今週の労務書】『「非正規労働」を考える――戦後労働史の視角から――』

"人材選別機能"で合理的 「非正規」という言葉をこの国から一掃する――総理の高らかな宣言は記憶に新しいが、そうした綺麗事で現場は動かず、「市場経済を前提とする限り、非正規労働者の存在や双方の併存には合理的な根拠がある」と訴えるのが本書。 ほぼ似た仕事で正社員並みの働きなのに、不当に安い賃金の非正規労働者が増えているとする通説に対し、希少な……[続きを読む]

2016.10.10 【社説】
【主張】指標好転の機会を逃すな

 厚生労働省の平成29年度予算概算要求が発表された。「最大のチャレンジ」とした働き方改革と生産性向上に力を投入している。なかでも、同一労働同一賃金対策の推進などによる非正規労働者の賃金・待遇改善の実現は、今後の日本経済の先行きを決定付けるほどの重要な課題である。労働経済指標が上向き始めた好機を逃さず、スピード感をもって確実に改革成果を出し……[続きを読む]

2016.08.29 【書評】
【今週の労務書】『女性活躍「不可能」社会ニッポン 原点は「丸子警報器主婦パート事件」にあった!』

"主婦パート"こそ問題 "女性活躍"とかまびすしい昨今、問題の焦点から目をそらすべきではないとして編まれたのが本書。非正規労働という働き方(働かせ方) がそうであり、なかでも絶対多数の「主婦パート」を理解して初めて課題解消に近付けると著者は説く。女性管理職比率の向上というトリックに惑わされるべきではないと手厳しいが、一読を勧めたい内容だ。……[続きを読む]

2016.05.16 【監督指導動向】
非正規にも年休付与を 旅館業対象に働き方改革セミナー 山梨労働局

 山梨労働局は、管内の主要産業の1つである旅館業を対象にした働き方改革セミナーを開催した(写真)。労務管理上の注意を促したほか、雇用管理が上手く行っている県内のホテルの事例の紹介を行っている。 「旅館業の労務担当者に必要な労働法の知識について」というタイトルで説明に立った雨宮隆浩社会保険労務士は、パートやアルバイトといった非正規労働者に対……[続きを読む]

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