『自殺』の労働関連コラム

2019.08.08 【社説】
【主張】デフレ経済が自殺を誘発

 政府は、令和元年版の自殺白書を閣議決定した。「経済・生活問題」による自殺者が大きく減少したことで、平成30年の自殺者数は2万840人となり、37年振りの低水準となっている。しかし、自殺者数とデフレ推移がほぼ相関関係にあることを考慮すると、決して楽観はできない。長期にわたり企業の利益や人件費を圧迫するデフレは、最終的に人心をも蝕む。自殺防……[続きを読む]

2019.07.26 【社説】
【ひのみやぐら】自殺大国脱却はいつ?

 昨年度、国が認めたいわゆる「過労死」の件数は703件。1988年の「過労死110番」開設以降、昨年ちょうど丸30年が過ぎた。なのに未だこれだけの件数が導かれる実態をどう見たらいいのか。  厚生労働省が定める過労死の範囲には、脳出血やくも膜下出血、脳梗塞、心筋梗塞などの「脳・心臓疾患」とうつ病を中心とした「精神障害」が含まれる。過重な仕事……[続きを読む]

2017.08.28 【社説】
【主張】若者の自殺率に歯止めを

 政府が、「自殺総合対策大綱」を閣議決定した。一時3万人を突破していた自殺者数が平成28年に2万1000人台へ低下し、なお減少基調となっていることは極めて喜ばしいが、実は若者の自殺は必ずしも大きく改善していない実態がある。企業経営者はこの状況に真摯に向き合わなければならない。 大綱でもこの点を強調して注意喚起している。…[続きを読む]

2013.07.08 【社説】
【主張】「脱自殺者3万人」で満足するな

 政府は6月18日、平成25年版「自殺対策白書」を閣議決定した。それによると、24年の自殺者数は、対前年比2793人減の2万7858人(男性1万9273人、女性8585人)となり、平成9年以来、15年振りに3万人を下回った。内閣府自殺対策推進室は「国や自治体などで進められてきたうつ病患者や多重債務者への自殺予防策が一定の成果を上げた」とい……[続きを読む]

2013.02.18 【社説】
【主張】魔の3月月曜日が近付いている

 警察庁の発表(速報値)によると、昨年の自殺者数は2万7766人で、実に15年振りに3万人を切ったことが明らかになった。年間の自殺者数は、警察庁が統計を取り始めた昭和53年から平成9年までは、2万~2万5000人台で推移していたが、10年に初めて3万人を超え、高止まりの状態が続いていた。小欄もそしてほとんどの国民が、なぜ3万人という多くの……[続きを読む]

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