『人間関係』の労働関連コラム

2025.07.03 【主張】
【主張】条件改善は意思疎通から NEW

 厚生労働省が5年ぶりに実施した労使コミュニケーション調査によると、「賃金、労働時間等労働条件」に関し、労働者とのコミュニケーションを「重視する」事業所の割合は、6割弱だった。反対に使用者とのコミュニケーションを「重視する」労働者の割合は、5割強となっている。  この5年間にコロナ禍を経験し、デフレスパイラルから物価上昇局面に移行したにも……[続きを読む]

2024.09.08 【人材ビジネス交差点】
【人材ビジネス交差点】「対話力」欠かせぬ時代に/㈱ジェイック 執行役員 竹田 裕彦

 日本のマネジメント手法がいま、転換点を迎えている。  あらゆる事柄において未来を見通しにくいVUCA(ブーカ)時代。グローバル化やテクノロジーの革新、新しい働き方の登場など、ビジネス環境においては日々さまざまな変化が起こり、企業のピープルマネジメントのあり方もこれまでの「管理・統制型」から「共創型」に変わりつつあると感じている。  正解……[続きを読む]

2023.12.24 【社労士プラザ】
「当たり前」に感謝する 組織内の信頼関係構築へ/プラセール社会保険労務士法人 代表社員 原 彩子

 「嫌われたから働かないのですか。あなたはばかですか。労使関係は、感情でつながった関係なんかじゃない、労働と賃金を約束する契約関係です」。今秋放映していたテレビドラマで、一方的に解雇された労働者に対し、弁護士役の俳優が言い放ったセリフである。  確かに労使関係は、契約関係だ。ただ、社会保険労務士として活動する過程で、労使関係は双方の感情が……[続きを読む]

2020.02.08 【書評】
【今週の労務書】『他者と働く「わかりあえなさ」から始める組織論』

対話による組織変革を  企業の抱える課題は2種類に分けられる。既存の方法で解決可能な「技術的問題」と解決不可能な「適応課題」だ。そして、今日の企業課題の多くは適応課題に当たる。著者は適応課題の解き方として「対話」を提言している。組織は人と人との関係性で成り立っており、関係性が変化すれば組織も変わる。そのために新たな関係性の構築につながる対……[続きを読む]

2018.06.25 【書評】
【安全衛生・お薦めの一冊】『みんなで守って、繰り返し災害ゼロ!現場の基本ルール』

「面倒だ」が不注意招く 作業通路が設けられていたのに危険な鉄骨梁上を通行して墜落した。禁止されていたつり荷の下への立ち入りをして荷の下敷きになった。決められたルールが守られずに起きてしまった災害は数多いが、なぜルールは守られなかったのだろう。本冊子は、建築・土木現場で繰り返される災害事例をイラスト付きで取り上げ、ルール無視の背景とともに基……[続きを読む]

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