製鉄所で安全パトロール 機械の挟まれ防止対策を確認 茨城労働局

2019.12.20 【監督指導動向】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 茨城労働局(福元俊成局長)は12月9日、JFE条鋼(株)鹿島製造所(茨城・神栖市)で安全パトロールを実施し、製鉄現場の労働災害防止対策を確認した。

 福元局長は、工場内の歩車分離や機械設備の挟まれ・巻き込まれ災害防止対策を視察。団塊の世代の技術者の退職に伴って作られた技能伝承のための施設では、工具・保護具の安全な使用方法などを体感した。福元局長は、「仮に機械が制御通りに動いていても、人間によるうっかりや勘違い、確認不足で災害に至るケースがある。作業する人全員が、常に危険がどういう形で存在するか注意を払い、回避する行動が重要」と訓辞し、事業場での引き続きの取組みの推進を求めた。

 茨城労働局は今年10月、管内での災害増加を受けて緊急点検を要請。来年1月末までを期間とする年末・年始労働災害防止強化運動の一環として、製造現場のパトロールを行ったもの。

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。