【今週の労務書】『職場ではぐくむレジリエンス 働き方を変える15のポイント』

2019.03.09 【書評】
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部下を伸ばす方策提示

 レジリエンスとは、挫折や困難な状況から回復したうえで、その経験を経て成長し、より健康で生産的な状態になれる能力やスキルを指す。

 本書では、災害時をはじめ、企業の海外進出に伴う海外赴任や業績不振による事業の統廃合など、組織が大きな変化を経験する際に必要になると指摘。職場で働く個人や組織のレジリエンスを向上させていくために、個人や企業として取り組むのが望ましい事項を明らかにしている。

 部下のレジリエンスを伸ばすための上司のリーダーシップのあり方にも言及。部下に対して組織の進むべきビジョンを示し、既存の概念にとらわれずに課題解決するよう働きかけるとともに、部下の声に耳を傾けながら、物理的・心理的にサポートするリーダーシップが有効とした。

(松井知子・市川佳居編、金剛出版刊、TEL:03-3815-6661、3000円+税)

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平成31年3月11日第3200号16面 掲載

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