『リーダーシップ』の労働関連コラム

2024.02.24 【書評】
【今週の労務書】『企業ではたらく20人の女性リーダー』

登用へのヒント示す  本書は、大手企業で管理職や役員を務める女性リーダー20人へのインタビューをまとめている。同時に、所属企業の女性活躍推進に関する取組みも紹介しており、女性リーダーの育成・登用へのヒントのほか、資質のある人材の特徴を知ることができる。  たとえば、キリンホールディングス㈱では、女性社員の育成方針として「早回しのキャリア形……[続きを読む]

2023.11.04 【書評】
【今週の労務書】『ジョブ・クラフティングのマネジメント』

管理職は「親近感」鍵に  ジョブ・クラフティングとは、従業員が自発的に、自身の仕事への意識や人間関係を変化させる概念のこと。その結果として、仕事のやりがいを高めることができると考えられている。本書では、ジョブ・クラフティングを組織がどのように促すことができるのか、マネジメントの方法を分析している。  管理者においては、インクルーシブ・リー……[続きを読む]

2023.03.18 【書評】
【今週の労務書】『鬼滅の刃から学べ!チームを幸せに導くリーダーのあり方』

達成できる目標に修正  「最終ボス(鬼舞辻無惨)を倒す」ことは、仕事における「組織目標の達成」――本書は、吾峠呼世晴作『鬼滅の刃』(集英社)の登場人物から、ビジネスで魅力的なリーダーになるための方法を解説する。  部下の目標管理には、産屋敷耀哉(主人公の竈門炭治郎のリーダー)の対応を参考とする。炭治郎が「鬼舞辻無惨を倒す」という目標を立て……[続きを読む]

2023.02.18 【書評】
【今週の労務書】『パワハラ上司を科学する』

個別配慮のリーダーへ  パワーハラスメントを起こす上司について、著者や国内外の豊富な調査結果などを用い、加害者の持つ特性やリーダーシップスタイルなどを解説した。  リーダーシップに注目すると、組織の利益を考えず自身のことしか考えていない脱線型や、考え方などを押し付ける専制型だけでなく、ハラスメントを起こさないよう部下とかかわりを持とうとし……[続きを読む]

2022.12.10 【書評】
【今週の労務書】『トヨタ リーダー1年目の教科書』

“3つの技能”が必要に  本書は、トヨタとリクルートが設立したコンサルティング会社に在籍する、トヨタの出身者が執筆している。トヨタでは、リーダーに必要な「3つの技能」を掲げている。本書ではその「仕事の教え方」、「標準作業と改善」、「明るい職場づくり」を紹介し、メンバーの一人ひとりが力を発揮できるチーム作りのノウハウを解説する。  「仕事の……[続きを読む]

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